フロントフォークのオーバーホール ミニトレ編
最近ずっとイジっているツトムのミニトレ(YAMAHA GT80)。 前回はエンジンの始動まで漕ぎつけたので、今回はいよいよフロントフォークの交換&オーバーホール(以下OH)です。
作業前のミニトレ。見ての通りフロントフォークのインナーチューブはサビサビの酷い状態! これはもう交換しかないのですが、もちろん30年以上も前のバイクのインナーチューブの新品部品が出るはずもありません。 しかたないのでまだ使えそうな中古のフロントフォークを探し出し、これをOHして装着します。 お昼過ぎ、さっそく作業に取り掛かります。
バラバラに分解された中古のフロントフォーク。 こちらのほうが程度が良いとはいえ、やっぱり30年以上前の部品。各部が固着していたので分解が大変でした。 インナーチューブの上の方(トップからミツマタにかけて)はサビが目立ちますが、可動部はサビもなくキレイです。
アウターチューブの中を覗いたところ。オイルシール部にはヘドロのような腐ったオイルの濃縮液が・・・(酷い悪臭!)。アウターチューブ内も同様でしたが、画像はパーツクリーナーである程度キレイにしたあとです。
やはり四苦八苦しながら古いオイルシールをやっと取り外し、各部をよ~~~く洗浄してから、フロントフォークを再度組み立てます。 この時点でもう夕方!
車体からサビサビの古いフォークを取り外し(これがまた、各部が固着していてなかなか外れず、イヤになりました)、OH済みの中古フォークを取り付け、フォークオイルを入れて完成! ここまでで外は真っ暗、すでに夜! フォークオイルは左右で注入量が違います。
ホイールを外したついでにタイヤ交換。 サビが目立ったリムや、粉を噴いていたドラムブレーキやハブも磨き、やっとのことでタイヤを組み付けて空気を入れたら、すごい勢いで空気漏れ(笑)。 30年以上前のタイヤチューブでは、あらたな空気圧に耐えられなかったみたい。 新品のタイヤチューブが無かったので、今日の作業はここまで。 すでに夜の10時!
ちゃんとしたバイク屋さんだったら、もっと作業がスムーズなんだろうな~なんて、つくづく思いますね(笑)。 あとは前後のタイヤ交換と電装系の確認、各部の調整だけですね。フューエルタンクの掃除やサビ取りはオーナーのツトム自身がやっているので、C.C.の役目ももう少しで終了です(今後、問題が発生しなければ・・・ですが:笑)。 なんだか疲れた~! この日はぐっすり眠れました!
by ccmc76 | 2013-12-18 15:23 | バイク